言わずとしれた名刹浅草寺。いろんな話がありますが王道の雷門の話。
浅草寺の総門として正式名は『風雷神門』と呼ばれるこの門は、火災により何度か焼失・再建され現在の姿に。重さ700㎏もある巨大提灯はまさに浅草のシンボルといえるでしょう。実はこの浅草のシンボルである現在の雷門の寄進者があの松下幸之助。幸之助のこの寄進には実は理由がありまして。ある日、地元、大阪通天閣に関東のライバル企業の名前がバッチリと取り付けられて、面子をつぶされた幸之助は大激怒。業を煮やして「東京の一番有名な場所にナショナルの灯りをと…」半ば意趣返しに浅草寺総門を。一流の経営者も子供っぽいところがおありのようで。