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朝に咲くひと夏の花 〜朝顔の花言葉と育て方〜

「愛情」「絆」などの、色によって異なる花言葉を持つ朝顔。各色の花言葉や、育て方をご紹介します。入谷朝顔まつりで購入した朝顔の育て方の参考にしてください。

色ごとに意味を持つ「朝顔の花言葉」

鮮やかな姿で私たちに元気を与えてくれる朝顔。一方で短い時間でしぼんでしまう儚さを併せ持っています。
そもそも朝顔の花言葉は「愛情」や「結束」、「明日もさわやかに」、「あなたに絡みつく」などが挙げられます。ツルが硬く巻き付く様子や、早朝に花が咲くことから連想されたと言われています。
その朝顔には、色ごとに違う花言葉があることをご存じでしたか?

入谷朝顔まつり 朝顔

青 短い愛、儚い恋

早朝に咲き、昼にはしぼんでしまうことからつけられたのではないでしょうか。儚げながらも美しい花言葉です。

入谷朝顔まつり 朝顔

白 ふれる喜び、固い絆

ポジティブで力強いイメージです。純白さやウェディングも連想される「あふれる喜び」、朝顔のツルが巻き付いて伸びていくことから「強い絆」という花言葉がついたのでしょう。

入谷朝顔まつり 朝顔

赤 はかない情熱的な愛

これはイメージ通りで、咲いている時間は短い朝顔ですが、夏の朝日に照らされながら赤く咲き誇る朝顔はまさに「儚い情熱的な愛」の象徴のようです。

入谷朝顔まつり 朝顔

紫 冷静、平常

しとやかさを感じる紫は、冠婚葬祭どんな時も寄り添ってくれる色。濃くて深い紫色は、心を落ち着かせてくれるようです。そんな色のイメージからついたのではないでしょうか。

入谷朝顔まつり 朝顔

ピンク 安らぎに満ち足りた気分

ピンクの朝顔は淡い色合いのことが多く、見る人をつかの間の安らぎに誘ってくれるよう。まん丸い花の形も相まって、安心感のあるような見た目からつけられたのかもしれません

朝顔のお手入れ方法

日当たり
南方の花なので、長い日照が大切。夜露に当てることも必要です。

肥料
肥料は買った鉢の土に混ぜてありますが、腐葉土や水肥などを必要に応じて施して結構です。

摘み取り
花を永くお楽しみいただくためには、9月上旬ごろまでには花がしぼんだ時点で摘み取って、種子をつけないようにします。来年のための種子は9が鵜中旬ごろに咲いた花で採取します。

水やり
水やりは、基本的に1日1回。土が乾いていることを確認したら、午前中のうちに鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと与えます。雨が降った後などで土が湿ってる場合は、必要ありません。
特に梅雨明けから真夏にかけて気温が高い時期は、土の乾き具合を見ながら、必要であれば朝・夕の涼しい時間帯に2回水やりをします。できれば汲み置きの水か、お米のとぎ汁なら最適です。開花後は、花に直接水がかからないよう、株元にゆっくりと土全体に染み渡らせるように与えます。