寛永寺 創建400年記念 天井絵「叡嶽双龍」完成

上野・寛永寺 根本中堂に国内最大級の天井絵
上野・寛永寺の根元本中堂で9月12日、天井絵「叡嶽双龍(えいがくそうりゅう)」の点睛(てんせい)開眼式が営まれました。
2025年に創建400周年を迎えるにあたり、東京藝術大学名誉教授・日本画家の手塚雄二画伯が縦6メートル、横12メートルの国内最大級の天井絵を制作。この日、手塚先生が龍の目を描き入れる「画竜点睛」を行い、水上文義貫首による開眼法要を経て、2頭の龍がついに荘厳な姿を現しました。
編集長おすすめの見どころ

国内最大級のスケール感!!
縦6メートル、横12メートルという圧倒的な大きさ。真下の中陣から仰ぐ龍は、まさに堂内を舞い上がるかのような迫力です。
日本画家・手塚雄二画伯の筆致!!
光と闇を描き出す独自の画風が、龍の力強さと神秘性を際立たせています。
歴史的な節目に誕生した2頭の龍!!
寛永寺創建400年を祝う記念作品として、未来へと受け継がれる象徴となる作品です。
天井絵を特別公開中
10月21日から26日まで「四百周年記念天井絵特別公開」が無料で実施されます。檀徒への限定公開などを経て、12月1日から一般公開が始まります。拝観料500円(高校生以下無料)で根本中堂の中陣(内陣)から、迫力ある龍を増したから拝観できます。
根本中堂自体は無料で入堂でき、外陣からも天井絵を眺めることができます。ただし行事等により公開されない場合があるため事前に寛永寺公式サイトをご確認ください。

寛永寺
〒110-0002 東京都台東区上野桜木1-14-1
寛永寺特別サイト
創建400年記念事業