東京ディープ 谷中に圧倒的おもてなしレストラン⁈
谷中エリアでも絶大な人気を誇る夕やけだんだん。今回は夕やけだんだんの中でも大人気のスポット、レストラン ZAKUROを取材しました。

天井から吊るされた数えきれないほどの鮮やかなランプや、何層にも敷き詰められたペルシャ絨毯。一歩足を踏み入れれば、そこには「ひらけーゴマ!」と叫びたくなるような異国情緒あふれる世界が広がっています。幼い頃に憧れた絵本のような光景に、否が応でも興奮が込み上げます。
谷中に魅せられて
なぜ谷中という地を選んだのか。「月曜から夜ふかし」にもたびたび登場する店長のアリさんにお話を伺いました。
もともと焼き物作家だったアリさんは、1994年に展示会のため来日しました。陳列された作品を見た来場者は、みな口を揃えて「派手な色ですね」と言ったそう。これではいけないと思ったアリさんは、佐賀の有田に勉強をしに行ったものの、日本語が分からず東京に戻り、勉強を再開しました。切磋琢磨している間に時は流れ、結婚しお子さんも出来たそうです。
谷中に移り住む前は厚木に住んでいましたが、馴染めず様々な苦労がありました。そこで「やはり東京!絶対山手線に住もう!」と一念発起し、当時のフリーペーパーに一軒だけ載っていた谷中の一軒家に移り住みました。しかし古い一軒家のため、向かいの新聞屋さんには「古すぎて誰も借りないだろう」と思っていたのだとか。しかしアリさんの目には、「これこそサムライの家だ!」とビビビッときたそう。「谷中じゃなければイランに戻ってた。人間が住むところは面白さがなければ楽しくない。第一、下町は、温かさが違う」と語るアリさん。「面白いものを見るために人が動く」をポリシーに、レストランで提供される食事も、日本では珍しいイランやトルコの古典的な給仕方法にこだわっています。「絨毯敷いてのサービスはとっても大変だけど、イランの文化を味わってもらいたい!イランの大使館は港区にあるけど文化大使館は、ココです」と言い切るアリさんの言葉には説得力があります。実際、お店は全てがショータイム。みんなに声がけし、自ら食事も配る。ひっきりなしにトークで笑わせ、ライブハウスにいるような店内は不思議な一体感があります。

最後にアリさんにこれからの谷中に望むことを聞いてみました。「谷中はブレイクし、お客さんいっぱい!お店も2倍に増えたけどお客さんは、雰囲気を味わいたいからくる!それを忘れないで、新しい建物にして中身は変えても雰囲気を守ってほしい。生まれ変わっても外国人に生まれて谷中に住みたい!日本人として生まれたら良さを当然と思ってしまうから」

レストランZAKURO
アクセス:東京都台東区荒川区西日暮里3-13-2谷中スタジオ1F
営業時間:11:00~15:00(ランチ)、15:00~23:00(ディナー)
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